フレーズ
エスペラント語の色の名前|赤・青・緑と濃淡の作り方
十数個の色の語根と、いくつかの語の部品を覚えれば、ほとんどどんな色合いも言い表せます。
エスペラントの色は、-a で終わる形容詞です。ruĝa「赤い」、blua「青い」、verda「緑の」、flava「黄色い」、nigra「黒い」、blanka「白い」。ほかの形容詞と同じく、名詞に一致します。ruĝa pomo「赤いりんご」、ruĝaj pomoj「赤いりんごたち」。hel-「明るい」や -et-「〜っぽい」のような語の部品で、これらの語根からどんな色合いも作れます。カタカナの読み方は近似で、太字と「ー」が、強く読む音節です。
基本の色
| 日本語 | エスペラント | カタカナ |
|---|---|---|
| 赤 | ruĝa | ルージャ |
| オレンジ色 | oranĝa | オラーンジャ |
| 黄色 | flava | フラーヴァ |
| 緑 | verda | ヴェールダ |
| 青 | blua | ブルーア |
| 紫 | viola | ヴィオーラ |
| 赤紫 | purpura | プルプーラ |
| ピンク(桃色) | rozkolora または roza | ロズコローラ / ローザ |
| 茶色 | bruna | ブルーナ |
| 灰色 | griza | グリーザ |
| 黒 | nigra | ニーグラ |
| 白 | blanka | ブラーンカ |
| 金色 | ora | オーラ |
| 銀色 | arĝenta | アルジェーンタ |
| ターコイズ(青緑色) | turkiskolora | トゥルキスコローラ |
色の名前には、ものに由来するものがあります。Oranĝa は oranĝo「オレンジ(果物)」、viola は violo「スミレ(花)」、roza は rozo「バラ」、ora は oro「金」、arĝenta は arĝento「銀」と関係があります。ReVo は、purpura を、古代の染料 purpuro の色、つまり紫がかった赤と定義し、viola をスミレ色と定義しています。
濃淡の作り方
| 語の部品 | 意味 | 例 | 日本語 |
|---|---|---|---|
| hel- | 明るい | helblua | 明るい青、水色 |
| malhel- | 暗い | malhelverda | 暗い緑、深緑 |
| -et- | 〜っぽい、弱い | ruĝeta | 赤みがかった |
| -eg- | 強い | ruĝega | 真っ赤な、濃い赤 |
| pal- | 薄い | palflava | 薄い黄色 |
| X+kolora | Xの色 | ĉielkolora、kafkolora | 空色、コーヒー色 |
| 2つの色 | 混ぜた色 | bluverda、flavverda | 青緑、黄緑 |
| ĉiel-, mar- | 空のような、海のような | ĉielblua、marblua | 空の青、海の青 |
これらはふつうの複合語です。最後の語根が主要語で、その前にあるものが、それを修飾します。Helblua は「明るい青」、malhelruĝa は「暗い赤」です。Hela と malhela は単独でも使えます。hela ĉambro「明るい部屋」。接頭辞 mal- は反対の意味を作るので、malhela「暗い」は、文字どおりには「非・明るい」です。くわしくは語形成、接頭辞、接尾辞をご覧ください。
辞書 ReVo は、lila「ライラック色」を、まれな語と記し、代わりに helviola「明るい紫」と言うよう勧める意見を引用しています。
日本語の色名との対応
日本語の色名は、エスペラントの色の作り方とよく似ていて、2つの色を並べる(黄緑、青緑)ことや、ものの名前+色(空色)で新しい色を作ります。X+kolora「Xの色」は、日本語の「X色」にあたります。
| 日本語 | エスペラント | 作り方 |
|---|---|---|
| 空色 | ĉielkolora、ĉielblua | ĉielo(空)+色 |
| 黄緑 | flavverda | 黄色+緑 |
| 青緑 | bluverda | 青+緑 |
| 水色 | helblua | 明るい+青 |
| 紺色 | malhelblua | 暗い+青 |
| 赤い | ruĝa | 日本語の「赤い」も「赤の」も ruĝa |
日本語の「青」に注意。 日本語の「青」は、空や海の色(blua)だけでなく、青信号や青りんご、青菜のような緑も指します。エスペラントは blua と verda をはっきり分けます。「青信号」は緑の信号なので verda lumo、「青りんご」は verda pomo、「青い空」は blua ĉielo です。「青」を見たら、それが青か緑かを考えて選んでください。
1つの語根から、たくさんの語
色は語根なので、語尾を変えたり、接尾辞をつけたりできます。
| 形 | 例 | 日本語 |
|---|---|---|
| 名詞 -o | La ruĝo de la sunsubiro. | 夕日の赤。 |
| 副詞 -e | Ŝi estis ruĝe vestita. | 彼女は赤い服を着ていました。 |
| -iĝi「なる」 | Li ruĝiĝis. | 彼は赤くなりました(赤面しました)。 |
| -igi「する」 | Ŝi bluigis la muron. | 彼女は壁を青く塗りました。 |
| -eco「性質」 | la blankeco de la neĝo | 雪の白さ |
| -hara「〜の髪の」 | ruĝhara, grizhara | 赤毛の、白髪まじりの |
文の中の色
| エスペラント | 日本語 |
|---|---|
| Kiun koloron havas via aŭto? | あなたの車は何色ですか? |
| Ĝi estas blua. | それは青です。 |
| Kiu estas via plej ŝatata koloro? | いちばん好きな色は何ですか? |
| Mi ŝatas la verdan koloron. | 私は緑色が好きです。 |
| Mi aĉetis du nigrajn ŝuojn. | 私は黒い靴を2つ買いました。 |
| La ĉielo estas helblua. | 空は水色です。 |
語尾に注意してください。du nigrajn ŝuojn では、2語とも複数の -j と目的語の -n がつきます。名詞と形容詞をご覧ください。
エスペラントの色
緑は、運動の初期から、エスペラント運動の色でした。1905年の第1回世界大会で採用されたエスペラントの旗は、緑の地に、緑の星を入れた白い四角があるもので、verda stelo「緑の星」と呼ばれます。緑の地は、ふつう、希望の象徴と説明されます。エスペラントの旗と象徴をご覧ください。
よくある質問
エスペラント語で色はどう言う?
基本の色は、ruĝa(赤)、oranĝa(オレンジ)、flava(黄)、verda(緑)、blua(青)、viola(紫)、bruna(茶)、griza(灰色)、nigra(黒)、blanka(白)です。
エスペラント語で「水色」と「紺色」は?
Helblua が明るい青(水色)、malhelblua が暗い青(紺色)です。どの色も同じ作り方ができます。helverda、malhelverda など。
エスペラント語で「ピンク」は?
Rozkolora「バラ色」か、単に roza です。辞書 ReVo は両方を載せています。
エスペラント語で、日本語の「青」は blua と verda のどちら?
空や海の青は blua、青信号や青りんごのような、日本語で「青」と呼ぶ緑は verda です。
エスペラント語の色は語尾が変わる?
変わります。形容詞なので、名詞に合わせて、複数の -j と目的語の -n がつきます。Mi vidas ruĝajn florojn – 「私は赤い花を見ています」。
出典
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