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フレーズ

エスペラント語の気持ちを表す言葉|うれしい・悲しい・疲れた

「esti+形容詞」か気持ちの動詞で気持ちを言い、いくつかの語の部品で、細かなニュアンスを言い分けます。

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エスペラント語で気持ちを言うには、esti「〜である」に形容詞を続けます。Mi estas feliĉa 「私は幸せです」、Mi estas laca 「私は疲れています」。または、気持ちを表す動詞を使います。Mi ĝojas 「うれしいです」、Mi timas 「怖いです」、Mi enuas 「退屈です」。いくつかの語の部品(mal-, -iĝ-, -ig-, -em-)で、ひとつの語根から気持ちを表す語の仲間が作れます。カタカナの読み方は近似で、太字と「ー」が、強く読む音節です。アクセントは必ず後ろから2番目の母音に置かれます。

形容詞で言う気持ち

形容詞は -a で終わり、複数は -j がつきます。Ni estas feliĉaj 「私たちは幸せです」。

日本語エスペラントカタカナ備考
幸せなfeliĉaフェリーチャ「運のよい」の意味もある
うれしい、喜んでいるĝojaジョーヤgaja より深い
陽気なgajaガーヤ外に表れる
満足したkontentaコンテーンタそれ以上を望まない
悲しいmalĝojaマルジョーヤ深い悲しみ。たとえば何かを失ったあと
沈んだ、気がふさいだmalgajaマルガーヤもっと軽い、一時的な気分
悲しいtristaトリースタよく使われる。短い
不幸なmalfeliĉaマルフェリーチャ「運の悪い」の意味もある
怒ったkoleraコレーラ
臆病な、怖がりなtimemaティメーマ
疲れたlacaラーツァ「〜にうんざりした」の意味もある
眠いdormemaドルメーマ
緊張した、神経質なnervozaネルヴォーザ
穏やかな、落ち着いたtrankvilaトランクヴィーラ
不安な、気がかりなmaltrankvilaマルトランクヴィーラ
孤独な、さびしいsolecaソレーツァ
誇らしいfieraフィエーラfiera pri vi 「あなたが誇らしい」
嫉妬深いĵaluzaジャルーザ自分のものを失う不安
心を痛めたĉagrenitaチャグレニータ
驚いたsurprizitaスルプリズィータ

ニュアンスの違い。 辞書 ReVo によると、gaja は外に表れる感情、ĝoja はもっと深く内面的な感情です。同じように、malgaja は外面的で軽い気分、malĝoja は深い悲しみです。目安として、「うれしい」は ĝoja、「幸せ」は feliĉa、にぎやかで楽しそうな様子は gaja です。Trista もよく使われます。PMEG は、これを malgaja と malĝoja のよく使われる言い換えと呼んでいますが、ReVo は、mal- の形を好む用法の手引きを引用しています。Feliĉa は「幸せな」と「幸運な」の両方の意味があり、ただの運のよさは bonŝanca と言います。Ĵaluza は、自分のものを失うことへの不安です。他人が持っているものをほしがるのは、envii「うらやむ」です。

発音の注意。 ĝoja は「ジョーヤ」で、「ジョージャ」ではありません。j は「ヤ行」の子音で、ローマ字の j(ジ)ではないからです。ĝ(ジ)と j(ヤ)が並ぶ ĝoji、ĝoja、gaja で、とくに注意しましょう。

-ita の形の気持ち。 Ĉagrenita、surprizita、ravita「うっとりした、大喜びの」は、動詞 ĉagreni「心を痛めさせる」、surprizi「驚かせる」、ravi「魅了する」からできています。語尾 -ita は、その結果の状態を表すので、Mi estas surprizita は「私は(何かに)驚いています」です。分詞をご覧ください。

動詞で言う気持ち

動詞カタカナ例日本語
amiアーミMi amas mian familion.私は家族を愛しています。
ŝatiシャーティMi ŝatas tiun kanton.その歌が好きです。
plaĉiプラーチTiu kanto plaĉas al mi.その歌が好きです。(直訳:その歌は私を喜ばせます)
malamiマルアーミMi malamas atendi.待つのが大嫌いです。
ĝojiジョーイMi ĝojas pri via sukceso.あなたの成功をうれしく思います。
timiティーミMi timas la hundon.犬が怖いです。
koleriコレーリLi koleras pro la bruo.彼は騒音に怒っています。
enuiエヌーイMi enuas.退屈です。
hontiホーンティMi hontas pri mia eraro.自分の間違いを恥ずかしく思います。
esperiエスペーリMi esperas, ke vi venos.あなたが来てくれることを願っています。
bedaŭriベダウリMi bedaŭras, ke mi malfruis.遅れてごめんなさい。
sopiriソピーリMi sopiras al la maro.海が恋しいです。

好き、愛する、嫌う。 現代の用法では、ŝati はおだやかな語、ami は強い語です。ReVo は、古い用法ではその逆だったと記しています。PMEG は、ŝati と plaĉi はほぼ同じ意味ですが、役割が入れ替わると説明します。Mi ŝatas la libron は La libro plaĉas al mi と同じです。「好きではない」は Mi ne ŝatas ĝin と言い、malami は本当の憎しみのために取っておきます。日本語の「大好き」は、Mi tre ŝatas ... と言えます。Malŝati は、一部の辞書で「嫌う」と訳されていますが、ReVo は、価値がない、重要でないと見なすことと定義しているので、Mi ne ŝatas のほうが安全です。人どうしの愛情は愛の言葉をご覧ください。

日本語の「が」と -n。 日本語は「その歌が好き」「犬が怖い」と、気持ちの対象に「が」をつけます。しかしエスペラントでは、ŝati「好む」、timi「恐れる」、ami「愛する」の対象は目的語なので、-n がつきます。Mi ŝatas tiun kanton、Mi timas la hundon。一方、理由を言う pri や pro は前置詞なので、そのあとの語に -n はつきません。

動詞のあとに来るもの。 理由は pri か pro で言います。ReVo には ĝoji pri la bonaĵo も mi ĝojas pro via helpo もあります。節全体は ke で導きます。Mi ĝojas, ke vi venis は「あなたが来てくれてうれしいです」、Mi timas, ke pluvos は「雨が降るのではないかと心配です」です。esti+形容詞のあとでも同じです。Mi estas ĝoja, ke vi venis. 空腹とのどの渇きは食べ物と飲み物、寒さと暑さは天気と季節にあります。

自分の気持ちと、ほかの人の気持ち。 日本語の「うれしい」「悲しい」「怖い」のような気持ちを表す形容詞は、ふつう話し手自身の気持ちに使い、ほかの人には「うれしそうだ」「悲しがっている」のように言い換えます。エスペラントにはこの制限がなく、Li estas malĝoja「彼は悲しんでいます」のように、だれの気持ちにも同じ形を使えます。「〜そうだ」には ŝajni を使います。Ŝi ŝajnas feliĉa 「彼女は幸せそうです」。

気持ちを言う4つの型

型例日本語
esti+形容詞Mi estas laca.私は疲れています。
気持ちの動詞Mi timas.怖いです。
senti sin+形容詞Mi sentas min sola.さびしく感じます。
Estas al mi+副詞Estas al mi malvarme.私は寒いです。

senti sin「自分を感じる」では、min が目的語で、そのあとの形容詞は自分の状態を説明するので、-n はつきません。Ni sentas nin solaj は「私たちはさびしく感じます」です。PMEG は、これを動詞を通じて結びついた描写と呼んでいます。体調の良し悪しには副詞を使います。Mi sentas min bone「調子がいいです」。最後の型は PMEG にあり、ザメンホフが訳したアンデルセンの童話から Estas al mi malvarme を引用しています。al mi が、それを感じる人を表します。日本語の「私には寒い」に近い形です。

気持ちを作る語の部品

部品働き例
mal-反対feliĉa → malfeliĉa 「不幸な」、kontenta → malkontenta 「不満な」、ĝoji → malĝoji 「悲しむ」、espero → malespero 「絶望」、ami → malami 「憎む」
-iĝ-〜になるkolera → koleriĝi 「怒る」、laca → laciĝi 「疲れる」、trankvila → trankviliĝi 「落ち着く」、enui → enuiĝi 「退屈してくる」、ĉagreni → ĉagreniĝi 「心を痛める」
-ig-〜させるĝoji → ĝojigi 「喜ばせる」、timi → timigi 「怖がらせる」、koleri → kolerigi 「怒らせる」、trankvila → trankviligi 「落ち着かせる」、enui → enuigi 「退屈させる」
-ig-+-a気持ちを起こさせるenuiga 「退屈な」、laciga 「疲れさせる」、timiga 「怖い」、ĝojiga 「うれしい、喜ばしい」
-em-〜しがちなtimema 「臆病な」、kolerema 「怒りっぽい」、hontema 「内気な」、plorema 「泣き虫の」、enviema 「うらやみがちな」
-eg-とても強いfeliĉega 「大喜びの」、kolerega 「激怒した」、lacega 「へとへとの」
-et-弱いkolereta 「少しいらだった」、rideti 「ほほえむ」(ridi「笑う」から)
ek-突然ektimi 「ぎょっとする」、ekridi 「急に笑い出す」、ekami 「恋しはじめる」

接頭辞と接尾辞もご覧ください。注意する点は次のとおりです。

  • 反対か、単なる「〜でない」か。 Mal- は反対の意味で、ne は否定するだけです。PMEG の例は ami → malami です。Mi ne amas lin は「私は彼を愛していません」ですが、Mi malamas lin は「私は彼を憎んでいます」です。
  • ĝojiĝi はない。 ReVo は ĝojiĝi を載せていません。ĝoji がすでに「喜びを感じる」という意味だからです。
  • 恐れ。 Timiĝi はありますが、PMEG は「ぎょっとする」には ektimi を勧めています。
  • 一時的な状態。 PMEG によると、-em- は一瞬の気持ちの傾きも表せます。dormema は「眠くなっている」であり、「よく眠る」ではありません。

感じる側と、感じさせるもの。 日本語の「怖い」「退屈だ」「楽しい」は、感じる側にも、感じさせるものにも使えます。「犬が怖い」も「あの犬は怖い」も、同じ「怖い」です。エスペラントは、これを分けます。感じる側は Mi timas la hundon「私は犬が怖い」、感じさせるものは La hundo estas timiga「その犬は怖い」です。同じように、Mi enuas「私は退屈しています」と La filmo estas enuiga「その映画は退屈です」を区別します。

気持ちを尋ねる、答える

エスペラントカタカナ日本語
Kiel vi fartas?キーエル ヴィ ファールタスお元気ですか?
Kiel vi sentas vin?キーエル ヴィ セーンタス ヴィン気分はどうですか?
Kio estas al vi?キーオ エースタス アル ヴィどうしたのですか?
Kio okazis?キーオ オカーズィス何があったのですか?
Kio ĝenas vin?キーオ ジェーナス ヴィン何が気になりますか?
Kial vi estas malĝoja?キーアル ヴィ エースタス マルジョーヤどうして悲しいのですか?
Nenio, mi nur estas laca.ネニーオ ミ ヌル エースタス ラーツァ何でもありません。ただ疲れているだけです。

ReVo は、farti を、体の機能に関してよい、または悪い状態にあることと定義しています。Kiel vi fartas? は今も標準的な「お元気ですか?」で、返事はあいさつにあります。Kiel vi sentas vin? は、今の気分を尋ねます。日本語の「どうしたの?」に近いのは、Kio estas al vi? です。

なぐさめる、反応する

エスペラントカタカナ日本語
Ne ploru.ネ プロール泣かないで。
Ne timu.ネ ティーム怖がらないで。
Ne zorgu.ネ ゾールグ心配しないで。
Trankviliĝu.トランクヴィリージュ落ち着いて。
Ĉio estos en ordo.チーオ エーストス エン オールドすべてうまくいきますよ。
Mi kunsentas kun vi.ミ クンセーンタス クン ヴィお気持ちをお察しします。
Mi kondolencas.ミ コンドレーンツァスお悔やみ申し上げます。
Kia domaĝo!キーア ドマージョなんて残念な!
Mi ĝojas pri vi.ミ ジョーヤス プリ ヴィあなたのことをうれしく思います。
Mi fieras pri vi.ミ フィエーラス プリ ヴィあなたを誇りに思います。

命令は、命令法の語尾 -u で終わり、ne をつけると否定になります。短い感嘆の Ve!「ああ」や Hura!「万歳」は、間投詞です。

よくある質問

エスペラント語で「うれしい」「幸せ」はどう言う?

Mi estas feliĉa か Mi estas ĝoja です。Mi ĝojas だけなら「うれしい」で、ふつう、何か具体的なことについて言います。

エスペラント語で「疲れた」はどう言う?

Mi estas laca です。「へとへとだ」は Mi estas lacega、「疲れてきた」は Mi laciĝas です。

エスペラント語で「悲しい」はどう言う?

Mi estas malĝoja、Mi estas malgaja、Mi estas trista です。3つとも使われていて、malĝoja がいちばん深い悲しみです。

エスペラント語で「怖い」はどう言う?

Mi timas です。対象があれば目的語(Mi timas la hundon)、節なら ke(Mi timas, ke pluvos)を続けます。「怖がらないで」は Ne timu です。

feliĉa と ĝoja の違いは?

Feliĉa はふつうの「幸せな」で、「幸運な」の意味もあります。Ĝoja は「うれしい、喜んでいる」で、ĝoji は何かについて「うれしく思う」ことです。

出典

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