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フレーズ

エスペラント語の食べ物・飲み物|食事のフレーズ

朝食から飲み物まで、食べるものと飲むものの言葉と、何百もの語を生み出す語の部品を紹介します。

更新日: 約6分で読めます

エスペラント語で食べ物は manĝaĵo、飲み物は trinkaĵo です。動詞 manĝi「食べる」と trinki「飲む」に、「具体的なもの」を表す接尾辞 -aĵ- がついた形です。毎日の食事は、matenmanĝo「朝食」、tagmanĝo「昼食」、vespermanĝo「夕食」です。果物・野菜・飲み物の語の多くは、名詞の語尾 -o がついた国際語根なので、見覚えのある語がたくさんあります。カタカナの読み方は近似で、太字と「ー」が、強く読む音節です。

食事と食べること

日本語エスペラントカタカナ
食事manĝoマーンジョ
朝食matenmanĝoマテンマーンジョ
昼食tagmanĝoタグマーンジョ
夕食vespermanĝoヴェスペルマーンジョ
間食、軽食intermanĝetoインテルマンジェート
食べ物/飲み物manĝaĵo / trinkaĵoマンジャージョ / トリンカージョ
食べる/飲むmanĝi / trinkiマーンジ / トリーンキ
料理するkuiriクイーリ

食事の名前は複合語です。mateno「朝」+manĝo「食事」。語尾を -i に替えれば動詞になります。Mi matenmanĝas je la sepa – 「私は7時に朝食をとります。」無料講座の第5課では、こうした語を約20個学べます。

日本語の「朝ご飯」「昼ご飯」「晩ご飯」は、matenmanĝo、tagmanĝo、vespermanĝo とそのまま重なります。日本語の「ご飯」は、炊いた米と食事の両方を指しますが、エスペラントでは分かれています。食事は manĝo、米は rizo、炊いたご飯は kuirita rizo です。

果物

日本語エスペラントカタカナ
果物fruktoフルークト
りんごpomoポーモ
梨piroピーロ
オレンジoranĝoオラーンジョ
レモンcitronoツィトローノ
バナナbananoバナーノ
ぶどうvinberoヴィンベーロ
桃persikoペルスィーコ
いちごfragoフラーゴ
すいかakvomelonoアクヴォメローノ

複合語がよくあります。vinbero は「ワインの実」(vino+bero)、akvomelono は「水のメロン」です。木を言うときは、pomarbo「りんごの木」のように言います。

野菜

日本語エスペラントカタカナ
野菜legomoレゴーモ
じゃがいもterpomoテルポーモ
にんじんkarotoカロート
トマトtomatoトマート
玉ねぎcepoツェーポ
にんにくajloアイロ
きゅうりkukumoククーモ
キャベツbrasikoブラスィーコ
サラダsalatoサラート
きのこfungoフーンゴ

Terpomo は、文字どおりには「地のりんご」(tero+pomo)です。

肉・魚・乳製品・パン

日本語エスペラントカタカナ
肉viandoヴィアーンド
牛肉/豚肉bovaĵo / porkaĵoボヴァージョ / ポルカージョ
鶏肉kokina viandoコキーナ ヴィアーンド
魚fiŝoフィーショ
卵ovoオーヴォ
牛乳laktoラークト
チーズfromaĝoフロマージョ
バターbuteroブテーロ
パンpanoパーノ
スープsupoスーポ
チョコレートĉokoladoチョコラード

Bovaĵo は bovo「牛」に -aĵ- がついた形で、porkaĵo は porko「豚」からできています。ReVo は、viando を、魚を数えない動物の筋肉の部分と定義しています。魚は fiŝo のままです。日本語の「肉」と「魚」も別の語で区別するので、同じ分け方です。

飲み物

日本語エスペラントカタカナ
水akvoアークヴォ
コーヒーkafoカーフォ
お茶teoテーオ
ジュース、果汁sukoスーコ
レモネードlimonadoリモナード
ワインvinoヴィーノ
ビールbieroビエーロ

日本語の「ジュース」は、炭酸飲料などの清涼飲料水を指すことがあります。suko は、果物や野菜、肉などからしぼった汁を表す語で(ReVo)、citronsuko は「レモン果汁」です。

味と香辛料

日本語エスペラントカタカナ
甘いdolĉaドールチャ
しょっぱい、塩辛いsalaサーラ
酸っぱいacidaアツィーダ
苦いamaraアマーラ
辛い(ひりひりする)spicaスピーツァ
おいしいbongustaボングースタ
まずいmalbongustaマルボングースタ
新鮮な/生の/熟したfreŝa / kruda / maturaフレーシャ / クルーダ / マトゥーラ
塩/こしょうsalo / piproサーロ / ピープロ
砂糖/酢sukero / vinagroスケーロ / ヴィナーグロ
香辛料/シナモンspico / cinamoスピーツォ / ツィナーモ
からし/バニラmustardo / vaniloムスタールド / ヴァニーロ

名詞は gusto「味」、動詞は gusti「〜の味がする」です。La kafo gustas amare – 「コーヒーは苦い味がします。」ReVo は、acida を、酢やレモンのように鋭い、と説明しています。

日本語の「辛い」に注意。 日本語の「辛い」は、唐辛子のようなひりひりする辛さ(spica)にも、塩辛さ(sala)にも使われます。エスペラントは別々の語なので、どちらの辛さなのかを考えて選びます。「おいしい」は bongusta(直訳:「よい味の」)、「まずい」は malbongusta です。

日本の食卓の言葉

日本語エスペラントカタカナ
米rizoリーゾ
炊いたご飯kuirita rizoクイリータ リーゾ
醤油sojsaŭcoソイサウツォ
豆腐tofuoトフーオ
緑茶verda teoヴェールダ テーオ
紅茶nigra teoニーグラ テーオ

ReVo は、rizo を、アジアでおもに栽培される、白くて栄養のある種をつける穀物(イネ属)と定義しています。sojsaŭco は、sojo の派生語として載っています。sojo は大豆と、そこから作る醤油の両方を表します。豆腐について、ReVo は、国際的にいちばん通じる形として tofuo を挙げ、もっと中立的な語としては sojkazeo を勧めています。

nigra teo(直訳:「黒いお茶」)の語注で、ReVo は、中国語ではこの茶を「紅茶(赤いお茶)」と呼ぶと記しています。日本語の「紅茶」も同じ呼び名なので、色の言い方が日本語とエスペラントで違います。日本語の「お茶」は緑茶を指すことが多いのですが、エスペラントの teo は茶全般で、緑茶は verda teo と言います。

語の組み立て方

少数の接尾辞で、ひとつの語根から語の仲間ができます。語形成、接尾辞、接頭辞もご覧ください。

語の部品意味例
-aĵ-材料や関連のある具体的なものbakaĵo 焼き菓子、パン類、dolĉaĵo 甘いもの、ovaĵo 卵料理
-ej-場所manĝejo 食堂、kafejo 喫茶店、bakejo パン屋、viandejo 肉屋(店)
-ist-それを職業にする人kuiristo 料理人、bakisto パン職人、buĉisto 肉をさばく人(肉屋)
-uj-入れ物sukerujo 砂糖入れ、salujo 塩入れ
mal-反対sata 満腹の、malsata 空腹の

PMEG によると、-uj- は果実のなる木も表せます(pomujo「りんごの木」)が、今は pomarbo のほうを好む人が多いそうです。レストランで注文するには、旅行のフレーズをご覧ください。

食卓のフレーズ

食べるものや飲むものは目的語なので、-n がつきます。Mi manĝas pomon、Mi trinkas teon。対格をご覧ください。

エスペラントカタカナ日本語
Bonan apetiton!ボーナン アペティートン召し上がれ!(おいしく食べてください)
Mi malsatas.ミ マルサータスおなかがすきました。
Mi soifas.ミ ソイーファスのどが渇きました。
Kion vi volas manĝi?キーオン ヴィ ヴォーラス マーンジ何が食べたいですか?
Ĉu vi volas ankoraŭ iom?チュ ヴィ ヴォーラス アンコーラウ イーオムもう少しいかがですか?
Ne, dankon, mi estas sata.ネ ダーンコン ミ エースタス サータいいえ、結構です。おなかがいっぱいです。
Ĝi estas bongusta!ジ エースタス ボングースタおいしい!
Mi estas vegetarano.ミ エースタス ヴェゲタラーノ私はベジタリアンです。
Mi ne manĝas viandon.ミ ネ マーンジャス ヴィアーンドン肉は食べません。
Ĉu ĝi enhavas ovojn?チュ ジ エンハーヴァス オーヴォインこれは卵を含んでいますか?
Teon kun citrono, sen sukero, mi petas.テーオン クン ツィトローノ セン スケーロ ミ ペータスレモンを入れたお茶を、砂糖なしでお願いします。

soifas は so-i-fas と3音節で、アクセントは i にあります。oi は二重母音ではありません(二重母音になるのは、j か ŭ がつく aj、ej、oj、uj、aŭ、eŭ だけです)。

完全菜食(ヴィーガン)の人は vegano です。kun「〜と一緒に」と sen「〜なしで」のあとには、-n がつきません。これらは前置詞だからです。Je via sano!(乾杯!)のような乾杯の言葉は、祝いと願いのフレーズをご覧ください。

「いただきます」「ごちそうさま」は? 日本語の「いただきます」「ごちそうさまでした」にそのままあたる決まり文句は、エスペラントにはありません。食べ始めるときは、おたがいに Bonan apetiton! と声をかけます。ReVo は、これを食事の前に言う願いの言葉と説明しています。食べ終わったときに感謝を伝えたいなら、Dankon pro la manĝo!「食事をありがとう」や、Estis bongusta!「おいしかったです」と言えば、気持ちは十分に伝わります。

量を表す da

語 da は、量を表す語と、その量で量られるものを結びます。英語の "of" にあたります。

エスペラント日本語
glaso da akvoコップ1杯の水
peco da kukoケーキ1切れ
kilogramo da pomojりんご1キロ
litro da lakto牛乳1リットル
kulero da mieloスプーン1杯のはちみつ

PMEG は、次の規則を挙げています。

  • da のあとに -n はつけない。 -n は量を表す語につけます。Mi trinkas glason da akvo – 「私はコップ1杯の水を飲みます。」
  • ふつうの数詞のあとに da は要らない。 Mi havas cent pomojn と言いますが、Mi havas centon da pomoj「りんごを100個持っています」は、cento が名詞なので da が入ります。
  • da は la、mia、ĝi の前に使わない。 de か el を使います。Ni manĝis iom de la pano – 「私たちはそのパンを少し食べました。」
  • 尋ねるには kiom da。 Kiom da sukero vi volas? – 「砂糖はどのくらい入れますか?」

Glaso da vino は「ワインの入ったグラス」、vinglaso は「ワイン用に作られたグラス」です。

日本語の「コップ1杯の水」「ケーキ1切れ」「りんご1キロ」のように、数える単位(助数詞)が先に来て、そのあとに物が来る言い方は、da の使い方とよく重なります。日本語では「水を1杯飲む」と、物のほうに「を」がつきますが、エスペラントでは、-n は量を表す語(glason)につき、akvo にはつきません。

よくある質問

エスペラント語で「食べ物」は何と言う?

Manĝaĵo が食べ物(食べるもの)で、manĝo は食事です。

エスペラント語で朝食・昼食・夕食は何と言う?

Matenmanĝo、tagmanĝo、vespermanĝo です。動詞は matenmanĝi、tagmanĝi、vespermanĝi です。

エスペラント語で「おなかがすいた」「のどが渇いた」は?

おなかがすいたは Mi malsatas か Mi estas malsata、のどが渇いたは Mi soifas です。十分に食べたら、Mi estas sata と言います。

エスペラント語で「召し上がれ」「いただきます」は?

Bonan apetiton! です。ReVo は、食事の前に言う願いの言葉と説明しています。「いただきます」にそのままあたる決まり文句はありません。

出典

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