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エスペラント語の環境・気候の言葉|環境 medio・リサイクル recikligi

汚染、ごみ、エネルギー、気候の言葉と、それを作る語の部品(recikligi の re-、varmiĝi の -iĝ- など)を学びます。

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エスペラント語で環境は medio、気候は klimato、汚染は poluado、リサイクルするは recikligi です。語の多くは、おなじみの語根からできています。energio「エネルギー」に suno「太陽」をつなげた sunenergio は「太陽エネルギー」、polui「汚染する」に -ad- をつけた poluado は「汚染」です。カタカナの読みは近似で、太字と「ー」が、強く読む音節です。アクセントはいつも後ろから2番目の音節にあります(アルファベットをご覧ください)。

どの語も、辞書 ReVo(Reta Vortaro)で確認しました。ReVo に項目がなくても、エスペラント語版ウィキペディア(Vikipedio)に同じ題の記事がある語は、補足に「Vikipedio」と書いてあります。天気の語は天気と季節、地形の語は自然のページにあります。

環境と生態系

日本語エスペラントカタカナ補足
環境medioメディーオReVo:生き物が暮らす物理的な周囲。2番目の意味は、人が置かれている社会的な状況や関係
周囲、周辺ĉirkaŭaĵoチルカウアージョあるものを取り巻く地域:la ĉirkaŭaĵo de la lago「湖の周辺」
自然、自然のnaturo、naturaナトゥーロ、ナトゥーラReVo:人が作ったのではなく、ひとりでに存在するもの全体
生態学、生態学のekologio、ekologiaエコロジーオ、エコロジーアReVo:生き物と環境が互いにどう影響し合うかを調べる学問。関連語は ekosistemo
生物多様性biodiversecoビオディヴェルセーツォReVo:生き物の種類と、その環境の多様さ
絶滅危惧種minacata specio、endanĝerigita specioミナツァータ スペツィーオ、エンダンジェリギータ スペツィーオVikipedio の記事名は Minacata specio。別名が endanĝerigita specio。specio は ReVo にある
絶える、滅びるformortiフォルモールティReVo:死んで消えること。とくに種について言う
自然保護区naturrezervejoナトゥルレゼルヴェーヨReVo:農業や工業など人間の活動を、法律が制限している土地
環境保護mediprotektoメディプロテークトReVo は naturprotekto と言い換える。Vikipedio は、水・空気・建物など、人の周りの生命のないものにかかわると述べる
自然保護naturprotektoナトゥルプロテークトReVo:自然を傷つけず、汚さないようにする行動

汚染・ごみ・リサイクル

日本語エスペラントカタカナ補足
汚染poluado、poluoポルアード、ポルーオReVo:poluado は汚染する行為、poluo は行為とその結果。動詞は polui
大気汚染aerpoluoアエルポルーオReVo。aero「空気」+poluo
水質汚染akvopoluoアクヴォポルーオReVo。ほかに brupoluo「騒音」、lumpoluo「光害」
ごみruboルーボReVo の2番目の意味:捨てられたもの(1番目の意味は瓦礫)
ごみ箱rubujoルブーヨrubo+-uj-「容器」
プラスチックplastoプラーストReVo:合成の高分子の素材
リサイクルするrecikligiレツィクリーギReVo:使った素材から新しい素材を作る。re-+ciklo「循環」+-ig-
リサイクルrecikligoレツィクリーゴVikipedio の記事名。reciklado はここへ転送される
堆肥、コンポストkompoŝtoコンポーシュトReVo:腐った植物からできる、肥えた土
再利用するreuziレウーズィre-+uzi。ReVo に独立した項目はない

エネルギー

日本語エスペラントカタカナ補足
エネルギーenergioエネルギーオReVo の2番目の意味:物理量で、仕事をする能力
電気elektroエレークトロReVo。形容詞は elektra
化石燃料fosilia brulaĵoフォスィリーア ブルラージョVikipedio の記事名。fosilia bruligaĵo とも。ReVo の fosilia energio は、ガス・石炭・石油製品を燃やして得るエネルギー
石炭、石油、天然ガスkarbo、nafto、tergasoカールボ、ナーフト、テルガーソReVo。nafto は原油、tergaso はおもにメタン
再生可能エネルギーrenoviĝanta energioレノヴィジャーンタ エネルギーオReVo。例文には renovigebla energio も使われる
太陽エネルギーsunenergioスネネルギーオReVo。Vikipedio は suna energio とも書く
ソーラーパネルsunpaneloスンパネーロReVo:太陽電池を並べた板で、エネルギーを供給するもの
風力エネルギーventenergio、ventoenergioヴェンテネルギーオ、ヴェントエネルギーオReVo は前者を載せ、例文で後者も使う。Vikipedio の記事名は Ventoenergio
風力タービンventoturbinoヴェントトゥルビーノVikipedio の記事名。ventelektrejo とも

気候とその影響

日本語エスペラントカタカナ補足
気候klimatoクリマートReVo:ある地域の大気と天気の状態すべて
気候変動klimata ŝanĝo、klimata ŝanĝiĝoクリマータ シャーンジョ、クリマータ シャンジージョVikipedio の記事名は Klimata ŝanĝo。ReVo の例文には klimata ŝanĝiĝo と klimatŝanĝiĝo がある
地球温暖化tutmonda varmiĝoトゥトモーンダ ヴァルミージョVikipedio の記事名。ReVo の例文にも使われる
温室効果forceja efikoフォルツェーヤ エフィーコReVo:ガラスなどの覆いが、熱を通して外へ逃がさないために暖まること
二酸化炭素karbondioksidoカルボンディオクスィードReVo。Vikipedio の記事名は Karbona dioksido。温室効果ガスは ReVo で forcejgaso
オゾン層ozontavoloオゾンタヴォーロReVo の例。Vikipedio の記事名は Ozona tavolo
海面(の高さ)marniveloマルニヴェーロReVo
干ばつtrosekeco、sekegoトロセケーツォ、セケーゴVikipedio の記事名は Trosekeco。ReVo の例には sekego が使われる
洪水inundoイヌーンドReVo。動詞は inundi
山火事arbarbrulegoアルバルブルレーゴReVo の例に使われる。arbaro「森」+brulego「大火事」
森林破壊senarbarigoセンアルバリーゴReVo:広い地域で森林を壊すこと
砂漠化dezertiĝadoデゼルティジャードVikipedio の記事名。dezerto+-iĝ-+-ad-

ŝtormo「嵐」や uragano「ハリケーン」などの語は、天気のページにあります。「氷が溶ける」と言うときは fandiĝi を使います。ReVo は fandi を、熱で固体を液体にすることと定義しています。

私にできることは? 身近な行動

日本語エスペラントカタカナ補足
節約する、控えめに使うŝpariシュパーリReVo の2番目の意味:控えめに、注意して使う。ŝpari energion。反対は malŝpari「浪費する」。省エネは energiŝparo(Vikipedio)
(電気を)消すmalŝaltiマルシャールティReVo:電気回路を開く
分別する、分けるapartigiアパルティーギReVo:別の場所に置く。apartigi la rubon「ごみを分別する」
自転車に乗るbicikliビツィークリReVo:biciklo「自転車」で移動する
公共交通機関publika transportoプブリーカ トランスポールトVikipedio の記事名。街と交通を参照
植えるplantiプラーンティReVo:植物が育ち続けるよう、地面に置く。plantado de arboj「植樹」

日本のごみの「分別」は、apartigi la rubon と言えます。ごみを材質ごとに分けて集めることは、日本語で「分別収集」と呼ばれます。

環境の語はどう作られる?

語の部品意味例
-ad-続く、くり返される動作poluado 汚染、dezertiĝado 砂漠化
-iĝ-〜になるvarmiĝi 暖かくなる、sekiĝi 乾く、fandiĝi 溶ける、ŝanĝiĝi 変わる(ひとりでに)
-ig-〜にする、〜させるvarmigi 暖める、sekigi 乾かす、malpurigi 汚す、recikligi リサイクルする
re-再びrecikligi、reuzi、rearbarigo 再植林、renoviĝanta「自分で新しくなる」
mal-反対malŝpari 浪費する、malpurigi、malpliiĝi 減る
sen-〜のないsenarbarigo、senpolua 汚染されていない
-aĵ-具体的なものpoluaĵo 汚染物質、forĵetaĵo 捨てられたもの、bruligaĵo 燃料

PMEG によれば、-ad- は続く動作を表し(uzo → uzado「ふだんの使用」)、re- は「再び」の意味で、動作を表す語にしかつきません(novigi → renovigi)。-ig- と -iĝ- の対は、「だれかがする」ことと「ひとりでに起こる」ことを分けます。La klimato ŝanĝiĝas「気候が変わりつつあります」ですが、Homoj ŝanĝas la klimaton「人間が気候を変えています」です。だから klimata ŝanĝo も klimata ŝanĝiĝo も使われます。-ig- と -iĝ-、接頭辞、接尾辞、語形成をご覧ください。

複合語は、主要な語を最後に置きます。aerpoluo は「大気汚染」、mediprotekto は「環境保護」で、日本語の「大気+汚染」「環境+保護」と同じ並びです。つなぎの -o- は省いてもよく、ReVo には ventenergio があり、例文では ventoenergio と書かれています。

日本語話者への注意:自動詞・他動詞と「〜化」

日本語には、「変わる/変える」「溶ける/溶かす」「乾く/乾かす」のように、ひとりでに起こることと、人がすることを、別の動詞で言い分ける対があります。エスペラント語では、この対を決まった部品で作ります。ひとりでに起こることには -iĝ-、人や物がそうさせることには -ig- をつけます。

日本語(ひとりでに)エスペラント日本語(人がする)エスペラント
変わるŝanĝiĝi変えるŝanĝi
溶けるfandiĝi溶かすfandi
乾くsekiĝi乾かすsekigi
暖まるvarmiĝi暖めるvarmigi

ŝanĝi は、それ自体が他動詞です。「気候が変わる」と言うときは ŝanĝiĝi を使い、La klimato ŝanĝiĝas. とします。「気候を変える」なら ŝanĝi で、日本語の「を」にあたる -n が、目的語につきます。Homoj ŝanĝas la klimaton.

日本語の「温暖化」「砂漠化」の「〜化」は、-iĝ- にあたります。varmiĝo「温暖化」、dezertiĝado「砂漠化」です。「地球温暖化」の「地球」は、Tero ではなく、「世界じゅうの」を表す tutmonda を使って、tutmonda varmiĝo と言います。Vikipedio の記事名も、ReVo の例文も、この形です。

「気候」と「天気」も区別します。klimato は長い期間の傾向で、la klimato de Japanio「日本の気候」のように使います。その日の空模様は vetero で、la vetero hodiaŭ「今日の天気」と言います。

日本語話者への注意:形が似ていて意味が違う語

エスペラント似ている日本語エスペラントでの意味補足
medioメディア環境報道機関の「メディア」は amaskomunikilo(政治と社会参照)。ReVo は、霊媒の mediumo と混同しないよう注意している
ekologioエコ生態学日本語の「エコ」は「環境にやさしい」の意味でも使うが、ReVo の定義は、学問としての生態学
karboカーボン石炭、炭元素の炭素は karbono。karbondioksido の karbon- は、炭素のほう

そのまま通じる語もあります。energio(エネルギー)、ozono(オゾン)、plasto(プラスチック)、kompoŝto(コンポスト)は、日本語のカタカナ語とほぼ同じ意味です。つづりと、アクセントの位置だけ確認してください。

役に立つ文

エスペラント日本語
Ni devas protekti la naturon.「私たちは自然を守らなければなりません。」
Ni devas ŝpari energion kaj akvon.「私たちはエネルギーと水を節約しなければなりません。」
Ni apartigas paperon, vitron kaj plaston de la alia rubo.「私たちは紙、ガラス、プラスチックを、ほかのごみから分別しています。」
Mi forĵetas la rubon en la rubujon.「私はごみをごみ箱に捨てます。」
Oni povas recikligi vitron, paperon kaj metalon.「ガラス、紙、金属はリサイクルできます。」
Mi malŝaltas la lumon, kiam mi eliras el la ĉambro.「部屋を出るときは、明かりを消します。」
Mi biciklas al la laboro kaj uzas publikan transporton, kiam pluvas.「私は自転車で通勤し、雨の日は公共交通機関を使います。」
Ni plantis dek arbojn en la parko.「私たちは公園に木を10本植えました。」
La klimato ŝanĝiĝas, kaj la glaĉeroj fandiĝas.「気候が変わりつつあり、氷河が溶けています。」
Sunpaneloj kaj ventoturbinoj produktas elektron sen fosilia brulaĵo.「ソーラーパネルと風力タービンは、化石燃料を使わずに電気を作ります。」
La aero en la urbo estas poluita.「町の空気は汚染されています。」
Post la forta pluvo la rivero inundis la vilaĝon.「大雨のあと、川があふれて村が水びたしになりました。」

ごみ箱の文では、en のあとの目的語につく -n が、ごみ箱の中への動きを表します。日本語の「ごみ箱に捨てる」の「に」にあたります。Poluita は、polui の過去受動分詞です。

よくある質問

エスペラント語で「環境」は何と言う?

Medio です。ReVo は、生き物が暮らす物理的な周囲と定義しています。ĉirkaŭaĵo は、あるものの周りの地域です。「環境保護」は mediprotekto です。

エスペラント語で「気候変動」と「地球温暖化」は何と言う?

気候変動は klimata ŝanĝo、または klimata ŝanĝiĝo、地球温暖化は tutmonda varmiĝo です。Vikipedio には Klimata ŝanĝo と Tutmonda varmiĝo という記事があり、ReVo の例文は klimata ŝanĝiĝo と tutmonda varmiĝo を使っています。

エスペラント語で「リサイクル」は何と言う?

動詞は recikligi、名詞は recikligo です。reciklado という形も見かけますが、Vikipedio では Recikligo に転送されます。

エスペラント語で「エネルギーを節約する」は何と言う?

Ŝpari energion です。反対は malŝpari「浪費する」、「省エネ」にあたる名詞は energiŝparo です。

出典

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