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エスペラント語の服・衣類の言い方|シャツ ĉemizo・靴 ŝuo

衣類の語の多くは短い語根で、着る・脱ぐまわりの動詞は porti「身につけている」、surmeti「身につける」、vesti「着せる」の3つで足ります。

更新日: 約7分で読めます

エスペラント語で衣類は vestoj で、もとになった vesto は「衣服、1着の服」を表します。1点の服は vestaĵo とも言います。服を身につけている状態は porti か surhavi、身につける動作は surmeti、人に着せるのは vesti です。カタカナの読み方は近似で、太字と「ー」が、強く読む音節です。

日常の服

日本語エスペラントカタカナ備考
服、衣類vestoj, vestoヴェーストイ、ヴェーストvesto は1着の服も表す
シャツĉemizoチェミーゾ他の服の上にも下にも着る
ブラウスbluzoブルーゾ
セーターpulovero, sveteroプロヴェーロ、スヴェテーロtrikjako はカーディガン
ジャケットjakoヤーコ前が開く。jaketo は丈の短いもの
コートmantelo, paltoマンテーロ、パールトpalto はオーバーコート、pluvmantelo はレインコート
ベスト、チョッキveŝtoヴェーシュト袖がなく、ふつう上着の下に着る
ズボンpantalonoパンタローノ1着で1つの服なので単数形
ジーンズĝinzoジーンゾReVo は ĵinzo とも綴る
半ズボン、ショートパンツpantaloneto, ŝortoパンタロネート、ショールト
スカートjupoユーポ
ワンピース、ドレスroboローボ下の「日本語話者が迷いやすい語」をご覧ください
スーツ、衣装kostumo, vestokompletoコストゥーモ、ヴェストコンプレート違いは下の「日本語話者が迷いやすい語」で説明

下着、寝巻き、水着

日本語エスペラントカタカナ備考
下着subvestoスブヴェースト外から見える服の下に着るもの
パンツ(下着)kalsonoカルソーノ
ブラジャーmamzonoマムゾーノmamo「乳房」+ zono「帯」
パジャマpiĵamoピジャーモĵ はフランス語の j の音(ĝ とは別)
水着bankostumoバンコストゥーモbani「水や湯につかる」から

靴、帽子、小物

日本語エスペラントカタカナ備考
靴ŝuoシューオ片方の靴。1足は paro da ŝuoj
ブーツbotoボートReVo:ひざまで届く高い靴
サンダルsandaloサンダーロ
靴下ŝtrumpetoシュトルンペート短いもの。duonŝtrumpo とも
ストッキングŝtrumpoシュトルーンポReVo:編んだ、ひざ丈くらいのもの
帽子(つば付き)ĉapeloチャペーロつばがある
帽子(つばなし)ĉapoチャーポつばがない。kaskedo はひさし付きの帽子
ネクタイkravatoクラヴァート
ベルトzonoゾーノ腰に巻く帯状のもの
手袋gantoガーント片方の手袋。1組は paro da gantoj
スカーフ、ショールŝaloシャーロ肩にかけるもの

部品と素材

日本語エスペラントカタカナ
ボタンbutonoブトーノ
ポケットpoŝoポーショ
袖manikoマニーコ
襟kolumoコルーモ
ファスナーzipoズィーポ
布地ŝtofoシュトーフォ
羊毛、ウールlanoラーノ
綿kotonoコトーノ
絹silkoスィールコ
革ledoレード

素材は語尾 -a をつけると形容詞になります。lana ŝalo「ウールのショール」、kotona ĉemizo「綿のシャツ」、leda jako「革のジャケット」。この表の語の多くは1905年の Fundamento にあります。Robo、palto、bluzo、sandalo、piĵamo、zipo、kaskedo は後の公式追加で、pulovero、svetero、ŝorto、ĝinzo は ReVo に載っていますが、公式の印はついていません。

日本語話者が迷いやすい語

日本語の衣類の名前には、英語やフランス語から入った外来語が多くあります。そのままエスペラント語にあてはめると、ずれる語があります。

日本語エスペラント注意
ベスト、チョッキveŝtoつづりが似た vesto は「衣服」の意味です。袖なしの胴着は ŝ の入った veŝto
ワンピース、ドレス、ローブroboReVo:長いゆったりした服と、1枚つなぎの服(おもに女性用)。部屋着のガウンは ĉambra robo
スーツ、コスチュームvestokompleto、kostumo揃いの上下は vestokompleto。kostumo は ReVo の定義では国・階級・時代・職業に特有の服で、日本語の「コスチューム」「衣装」に近い(ReVo の日本語訳は kostumo に「スーツ」をあてています)
パンツpantalono、kalsono日本語の「パンツ」は下着も指しますが、pantalono はズボン。下着のパンツは kalsono
ズボンpantalono「ズボン」の語源は、フランス語で「ペチコート」を意味する jupon とする説があります(正確な由来は不明)。エスペラント語の jupo は「スカート」です

発音の注意。 ŝuo の ŝu-o は2音節で、「シュー・オ」と区切って読みます。vesto と veŝto の v は、「ブ」ではなく、上の歯を下唇に当てる「ヴ」です。ĉ、ŝ、ĵ については、アルファベットをご覧ください。

服に関する動詞

日本語エスペラントカタカナ備考
着せるvestiヴェースティ目的語が必要
服を着る、身じたくをするvestiĝi, vesti sinヴェスティージ
服を脱ぐsenvestiĝiセンヴェスティージ
身につけるsurmetiスルメーティ身につける動作
脱ぐ、はずすdemetiデメーティsurmeti の反対
着ている、はいているporti, surhaviポールティ、スルハーヴィ身につけている状態
試着するsurprovi, proviスルプローヴィ、プローヴィ
ボタンをかける、はずすbutonumi, malbutonumiブトヌーミ、マルブトヌーミbutoni は短い異形

porti、surhavi、surmeti の使い分け

Surmeti は身につける瞬間です。Porti と surhavi は、身につけている状態を表します。Porti には「運ぶ」の意味もあるので、Li portas la mantelon は「彼はコートを着ている」とも「コートを持っている」とも読めます。ReVo で「自分の上に持つ」と説明される surhavi は、着ている意味にしかなりません。

動詞例日本語
surmetiMi surmetas la mantelon.私はコートを着ます。
portiŜi ofte portas verdan ĉapelon.彼女はよく緑の帽子をかぶっています。
surhaviLi surhavas novan jakon.彼は新しいジャケットを着ています。
demetiMi demetas la ŝuojn ĉe la pordo.私は入口で靴を脱ぎます。

Vesti は英語の dress と同じで、目的語が必要です。Ŝi vestas la infanon. 「彼女は子どもに服を着せます。」自分で着るなら vestiĝi か vesti sin を使います。La infano vestiĝas mem. 「子どもは自分で服を着ます。」日本語の「着せる」と「着る」の関係とよく似ています。違いは-ig- と -iĝ-、sin は代名詞で説明しています。

日本語の「着る・はく・かぶる」と porti

日本語は、身につける場所によって動詞を使い分けます。エスペラント語は、ほとんどの場合 porti(状態)と surmeti(動作)の2つで足ります。

日本語日本語の例エスペラント語では
着るシャツを着る、コートを着るporti ĉemizon、surmeti la mantelon
はくズボンをはく、靴をはく、靴下をはくporti pantalonon、surmeti la ŝuojn
かぶる帽子をかぶるporti ĉapelon、surmeti la ĉapon
はめる手袋をはめるsurmeti la gantojn
しめる、するネクタイをしめる、ベルトをするporti kravaton、porti zonon
脱ぐ、はずす、とる靴を脱ぐ、帽子をとるdemeti la ŝuojn、demeti la ĉapelon

Porti には「運ぶ」「持っている」の意味もあるので、着ているのか持っているのかは、文脈で決まります。Ŝi portas novajn ŝuojn. 「彼女は新しい靴をはいています。」

靴を脱ぐ習慣。 日本の家では、玄関で靴を脱ぎます。Tatoeba には、この習慣を述べたエスペラント語の文があります。Japanoj demetas siajn ŝuojn enirante domon. 「日本人は、家に入るとき靴を脱ぎます。」家の中の様子は、家と住まいのページにあります。

数え方。 日本語は靴や靴下を「1足」、手袋を「1組」と数えますが、エスペラント語では ŝuo、ganto、ŝtrumpo は1個を表し、組は paro da ŝuoj「靴1足」、paro da gantoj「手袋1組」と言います。ズボンは1着で1つの服なので、unu pantalono、2着は du pantalonoj です。

日本の伝統衣装。 ReVo には、日本の服の語がいくつかあります。着物は kimono、帯は obio、足袋は tabio、袴は hakamo、草履は zorio です。ReVo は kimono を、日本の伝統的な服で、左の身ごろを右の上に重ねるもの、と説明しています。Ŝi portas kimonon kaj zoriojn. 「彼女は着物を着て、草履をはいています。」

衣類の語の作り方

主要語は最後に来ます。kap·vest·o は「頭・服」で、かぶり物です。くわしくは語形成、接頭辞、接尾辞をご覧ください。

型例日本語
X·vestokapvesto, piedvesto, noktovesto, survestoかぶり物、履き物、寝間着、上着
-aĵ-vestaĵo, trikaĵo1点の服、編み物
-ar-vestaro衣類一式
-ej-vestejo, vestvendejo, kudrejo衣類を預ける所(クローク)、衣料品店、縫製の作業場
ŝrankovestoŝranko衣装だんす
-ist-kudristo, botisto, gantisto仕立屋、靴職人、手袋職人
-uj-monujo財布(「お金の入れ物」)
mal-malvesti, malbutonumi, mallonga服を脱がせる、ボタンをはずす、短い

PMEG は、-aĵ- の例として tolo → tolaĵo「亜麻布でできたもの」を、-ej- の例として ĉapelejo「帽子を売る店、または帽子をしまっておく場所」を挙げています。

サイズと色

日本語エスペラントカタカナ
大きいgrandaグラーンダ
小さいmalgrandaマルグラーンダ
長いlongaローンガ
短いmallongaマルローンガ
幅広いlarĝaラールジャ
狭いmallarĝaマルラールジャ
新しいnovaノーヴァ
古いmalnovaマルノーヴァ

形容詞は名詞に合わせて語尾が変わります。Ĉi tiuj ŝuoj estas tro malgrandaj. 「この靴は小さすぎます。」「もっと長い」は pli を使います。Mi serĉas pli longan jupon. 「もっと長いスカートを探しています。」比較と対格をご覧ください。色も形容詞です。ruĝa jupo「赤いスカート」、helblua ĉemizo「水色のシャツ」。色のページに、濃淡つきの一覧があります。

服を買うときのフレーズ

見る、試着する

エスペラント日本語
Mi serĉas nigran jakon.黒いジャケットを探しています。
Ĉu mi povas provi ĝin?試着してもいいですか?
Kie estas la provbudo?試着室はどこですか?
Ĉu vi havas ĝin en alia koloro?色違いはありますか?
Ĉu vi havas ĝin en pli granda mezuro?もっと大きいサイズはありますか?

ReVo は provbudo を、衣料品店で服を試すための仕切り、と定義しています。正確な動詞は surprovi ですが、単に provi もよく使われます。

サイズと似合い方

エスペラント日本語
Kiu estas via mezuro?サイズはいくつですか?
Ĝi estas tro granda.大きすぎます。
Ili estas tro mallongaj.短すぎます。
Tiu jako bone sidas al vi.そのジャケットはよくお似合いです。

ここでの sidi は、見た目が合うことです(ReVo)。Mezuro は直訳すると「寸法」で、服のサイズにも使います。

値段と支払い

エスペラント日本語
Kiom ĝi kostas?いくらですか?
Ĝi estas tro multekosta.高すぎます。
Ĉu vi povas doni rabaton?割引してもらえますか?
Mi prenos ĝin.これにします。
Ĉu mi povas pagi per karto?カードで払えますか?
Ĉu mi povas interŝanĝi ĝin?交換できますか?

店は butiko か vendejo、店主は butikisto です。衣料品店は vestvendejo(ReVo の語)か vestobutiko と言います。複数の品物には ilin を使います。Mi prenos ilin. 「これらにします。」

今日は何を着ている?

エスペラント日本語
Hodiaŭ mi portas bluan ĉemizon kaj grizan pantalonon.今日は青いシャツと灰色のズボンを着ています。
Kion vi surmetos hodiaŭ?今日は何を着ますか?
Ekstere estas malvarme, surmetu vian mantelon!外は寒いから、コートを着て!

季節ごとの服装は、天気と季節のページにあります。

よくある質問

エスペラント語で「服」はどう言う?

Vestoj です。1点の服は vestaĵo。「着る」は porti か surhavi を使います。Mi portas ruĝan robon. 「私は赤いワンピースを着ています。」

エスペラント語で「ワンピース」「ドレス」はどう言う?

服の robo です。Ŝi surhavas ruĝan robon. 「彼女は赤いワンピースを着ています。」動詞の「着せる」は vesti です。

porti と surmeti の違いは?

Surmeti は服を着る動作、porti と surhavi は着ている状態を表します。Demeti は脱ぐことです。

「試着してもいいですか」はエスペラント語でどう言う?

Ĉu mi povas provi ĝin? です。より正確には Ĉu mi povas surprovi ĝin? と言います。

pantalono は単数?複数?

単数です。ズボンは1着で1つの服なので、1着は unu pantalono、2着は du pantalonoj です。kalsono、ŝorto、ĝinzo も同じです。靴、手袋、靴下はその逆で、ŝuo、ganto、ŝtrumpo はそれぞれ1個を表すので、1足は paro da ŝuoj と言います。

出典

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