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エスペラント語のよく使う動詞100|意味・他動詞か自動詞か・例文

動詞100個、語尾6つ、不規則動詞なし。この100個だけで、日常のエスペラント文の全単語の14.2%を占めます。

更新日: 約10分で読めます

エスペラント語で最もよく使われる動詞は、esti「〜である」、povi「できる」、havi「持つ」、fari「する」、diri「言う」、voli「〜したい」です。1,000語のリストで頻度の高い上位100個の動詞は、日常のエスペラント例文580万語のコーパスの全単語の 14.2% を占め、上位10個だけでも8.1%になります。動詞の語尾は、どの人称でも同じです。動詞の語尾の短い一課を覚えれば、下の表の100個すべてが使えます。

語尾は6つ、どの人称も同じ形

下の動詞は、すべて -i で終わる不定詞で示してあります。使うときは、-i を語尾に替えます。「私」「あなた」「彼」「私たち」「彼ら」のどれでも、語尾は同じです。

語尾用法例日本語
-i不定詞iri行く
-as現在Mi iras. Ili iras.「私は行きます。彼らは行きます。」
-is過去Mi iris.「私は行きました。」
-os未来Ni iros.「私たちはこれから行きます。」
-us仮定(条件)Ŝi irus.「彼女なら行くでしょう。」
-u命令・願望Iru!「行きなさい!」

esti を含めて、不規則動詞はありません。mi estas, vi estas, ili estas。複合時制と分詞は、動詞をご覧ください。

最初に覚える10個の動詞

これは公式のリストではなく、私たちの選び方です。10個のうち8個は、表の頻度上位10個の動詞に入っています。上位10個のうち残る2個の devi と ŝati は、その次に覚えましょう。devi は povi、voli と同じ使い方で、ŝati も同様です(Mi ŝatas legi. – 「私は読書が好きです。」)。Kompreni と paroli は、初めての会話で必要になるので加えました。

動詞日本語最初に覚える理由例
esti〜である、いる、ある身分・場所・状態を表す。断然いちばん頻出(全単語の4.1%)Mi estas studento. – 「私は学生です。」
havi持つ持ち物と家族Mi havas fraton. – 「私には男のきょうだいがいます。」
voli〜したい、ほしい店やカフェでの希望と注文Mi volas manĝi. – 「私は食べたいです。」
poviできる能力、許可、丁寧な質問Ĉu mi povas sidi ĉi tie? – 「ここに座ってもいいですか?」
iri行く移動と道案内Ni iras al la parko. – 「私たちは公園に行きます。」
fariする、作る質問 Kion vi faras? を作るŜi faras kukon. – 「彼女はケーキを作っています。」
diri言う単語の言い方をたずねられるKiel oni diras „dankon“ angle? – 「『dankon』は英語でどう言いますか?」
scii(事実を)知っている質問に答える、答えられないĈu vi scias, kie estas la banko? – 「銀行がどこにあるか知っていますか?」
kompreni理解する、わかるわかるかどうかを伝えるĈu vi komprenas min? – 「私の言うことがわかりますか?」
paroli話すだれが何語を話すかをたずねるĈu vi parolas Esperanton? – 「エスペラントを話しますか?」

エスペラント語のよく使う動詞100個

順位 は、1,000語のリスト全体のなかでの動詞の位置です。たとえば3位の esti は、la と mi の次に来ます。「日本語」の列は、よく使われる代表的な訳で、辞書の定義ではありません。「他動詞?」の列は、ReVo(Reta Vortaro)の印に従います。T は他動詞(-n のつく直接目的語を取れる)、I は自動詞、T/I は ReVo が両方の使い方に印をつけていること、– は ReVo に印がないことを表します。例文は私たち自身が作ったものです。どの動詞も辞書で引けます。

順位動詞日本語他動詞?例
3esti〜である、いる、あるILa kato estas en la ĝardeno. – 「猫は庭にいます。」
19poviできる、〜することができるTMi povas veni morgaŭ. – 「私は明日来られます。」
21havi持つ、持っているTŜi havas tri katojn. – 「彼女は猫を3匹飼っています。」
27fariする、行う、作るTKion vi faras? – 「あなたは何をしていますか?」
30diri言うTLi diris nenion. – 「彼は何も言いませんでした。」
31voli〜したい、ほしいTMi volas kafon. – 「私はコーヒーがほしいです。」
35scii(事実を)知っているTMi ne scias la respondon. – 「私は答えを知りません。」
39devi〜しなければならないTNi devas iri hejmen. – 「私たちは家に帰らなければなりません。」
40iri行くIŜi iras al la lernejo. – 「彼女は学校に行きます。」
47ŝati好む、好きだTMi ŝatas muzikon. – 「私は音楽が好きです。」
50paroli話すT/IŜi parolas tri lingvojn. – 「彼女は3つの言語を話します。」
52vidi見える、見るTMi vidas hundon en la ĝardeno. – 「庭に犬が見えます。」
61veni来るIMia amiko venos morgaŭ. – 「友達が明日来ます。」
67kredi信じるT/IMi kredas vin. – 「私はあなたを信じます。」
80pensi考える、思うT/IMi pensas pri vi. – 「あなたのことを考えています。」
83manĝi食べるTNi manĝas pomojn. – 「私たちはりんごを食べています。」
84bezoni必要とするTMi bezonas helpon. – 「助けが必要です。」
97okazi起こるIKio okazis? – 「何があったのですか?」
99trovi見つけるTMi trovis mian ŝlosilon. – 「私は鍵を見つけました。」
101doni与える、あげる、くれるTLi donas floron al ŝi. – 「彼は彼女に花をあげます。」
110helpi助ける、手伝うT/IĈu vi povas helpi min? – 「手伝っていただけますか?」
111aĉeti買うTŜi aĉetis novan libron. – 「彼女は新しい本を買いました。」
112restiとどまる、残るIMi restas hejme hodiaŭ. – 「私は今日は家にいます。」
120peti頼む、求めるT/ILi petis panon. – 「彼はパンを頼みました。」
121kompreni理解する、わかるTMi ne komprenas la demandon. – 「私は質問がわかりません。」
124bonvoli親切にも〜する(bonvolu=どうぞ〜してください)IBonvolu atendi minuton. – 「1分ほどお待ちください。」
126labori働くILi laboras en banko. – 「彼は銀行で働いています。」
129vivi生きる、暮らすILa avo ankoraŭ vivas. – 「祖父はまだ生きています。」
131atendi待つTMi atendas la buson. – 「私はバスを待っています。」
135rigardi見る、眺めるTNi rigardas filmon. – 「私たちは映画を見ています。」
136provi試す、やってみるTProvu denove! – 「もう一度やってみてください!」
137lerni学ぶ、習うTMi lernas Esperanton. – 「私はエスペラントを学んでいます。」
140legi読むTŜi legas gazeton. – 「彼女は新聞を読んでいます。」
144aŭdi聞こえる、耳にするTMi aŭdas muzikon. – 「音楽が聞こえます。」
145ami愛するTLi amas sian familion. – 「彼は家族を愛しています。」
146loĝi住むT/INi loĝas en malgranda urbo. – 「私たちは小さな町に住んでいます。」
148deziri望む、願うTMi deziras al vi feliĉon. – 「あなたの幸せを願っています。」
151senti感じるTLi sentis doloron en la piedo. – 「彼は足に痛みを感じました。」
160lasi〜させておく、残していくTLasu min paroli! – 「私に話させてください!」
161koni(人・場所を)知っているTĈu vi konas tiun viron? – 「あの男性を知っていますか?」
163ŝajni〜のように思われる、〜らしいIŜajnas, ke pluvos. – 「雨が降りそうです。」
166uzi使うTMi uzas komputilon. – 「私はパソコンを使っています。」
169preni取るTLi prenis sian ĉapelon. – 「彼は自分の帽子を取りました。」
170opinii〜と思う、〜という意見であるTKion vi opinias pri tio? – 「それについてどう思いますか?」
172ludi遊ぶ、(遊戯・競技を)するT/ILa infanoj ludas en la ĝardeno. – 「子どもたちは庭で遊んでいます。」
177alveni到着する、着くILa trajno alvenis je la tria. – 「電車は3時に着きました。」
179ekzisti存在するITiu vorto ne ekzistas. – 「その単語は存在しません。」
182morti死ぬILa floroj mortis. – 「花が枯れました。」
183skribi書くTMi skribas leteron. – 「私は手紙を書いています。」
186sukcesi成功する、うまく〜できるIMi sukcesis trovi la hotelon. – 「私はホテルを見つけることができました。」
188demandi尋ねる、質問するTLi demandis, kie estas la stacidomo. – 「彼は駅はどこかと尋ねました。」
190foriri立ち去る、出ていくIŜi foriris sen vorto. – 「彼女は何も言わずに立ち去りました。」
191forgesi忘れるT/IMi forgesis lian nomon. – 「私は彼の名前を忘れました。」
192trinki飲むTLi trinkas akvon. – 「彼は水を飲んでいます。」
194rajti〜してよい、権利があるIĈu mi rajtas eniri? – 「入ってもいいですか?」
200aspekti〜に見える、〜の様子だIŜi aspektas feliĉa. – 「彼女は幸せそうに見えます。」
203iĝi〜になるILi iĝis kuracisto. – 「彼は医者になりました。」
204viziti訪ねる、訪問するTNi vizitos la avinon dimanĉe. – 「私たちは日曜日に祖母を訪ねます。」
205kapabli能力がある、〜できるTŜi kapablas solvi tiun problemon. – 「彼女はその問題を解くことができます。」
206perdi失う、なくすTMi perdis mian ombrelon. – 「私は傘をなくしました。」
207ricevi受け取る、もらうTŜi ricevis leteron de amiko. – 「彼女は友達から手紙を受け取りました。」
209reveni戻る、帰ってくるILi revenos je la sesa. – 「彼は6時に戻ります。」
212timi恐れる、怖がるTLa infano timas la hundon. – 「その子は犬を怖がっています。」
215dormi眠るILa bebo dormas. – 「赤ちゃんが寝ています。」
219ĉesiやめる、止まるILa pluvo ĉesis. – 「雨がやみました。」
220plaĉi気に入る、好ましいITiu libro plaĉas al mi. – 「私はその本が気に入っています。」
222esperi希望する、期待するT/IMi esperas, ke vi venos. – 「あなたが来てくれることを願っています。」
224komenci始めるTNi komencas la lecionon. – 「私たちは授業を始めます。」
231renkonti会う、出会うTMi renkontis ŝin en la urbo. – 「私は町で彼女に会いました。」
236necesi必要である–Ne necesas rapidi. – 「急ぐ必要はありません。」
239serĉi探すTMi serĉas mian telefonon. – 「私は携帯電話を探しています。」
240studi勉強する、研究するTŜi studas medicinon. – 「彼女は医学を勉強しています。」
243meti置く、入れるTMetu la libron sur la tablon. – 「本を机の上に置いてください。」
244montri見せる、示すTŜi montris al ni la vojon. – 「彼女は私たちに道を教えてくれました。」
249memori覚えている、思い出すT/IMi memoras tiun tagon. – 「私はあの日のことを覚えています。」
250ebli可能である–Ĉu eblas pagi per karto? – 「カードで払えますか?」
258atingi達する、届くT/INi atingis la supron de la monto. – 「私たちは山頂に着きました。」
259troviĝiある、見つかるILa banko troviĝas apud la stacidomo. – 「銀行は駅の隣にあります。」
260aŭskulti聴く、耳を傾けるTNi aŭskultas radion. – 「私たちはラジオを聴いています。」
264scipovi(身につけた技能で)できるTŜi scipovas naĝi. – 「彼女は泳げます。」
267decidi決める、決心するTNi decidis resti hejme. – 「私たちは家にいることに決めました。」
270eliri出る、出ていくT/ILi eliris el la ĉambro. – 「彼は部屋から出ていきました。」
271respondi答える、返事をするT/IŜi respondis al mia letero. – 「彼女は私の手紙に返事をしました。」
282fariĝi〜になる、〜に変わるILa vetero fariĝis malvarma. – 「天気が寒くなりました。」
287sidi座る、座っているILa kato sidas sur la seĝo. – 「猫は椅子の上に座っています。」
288pagi払う、支払うTMi pagis dek eŭrojn. – 「私は10ユーロ払いました。」
289eniri入るT/IBonvolu eniri. – 「どうぞお入りください。」
291ŝanĝi変える、取り替えるTMi ŝanĝis mian opinion. – 「私は考えを変えました。」
302gravi重要であるITio ne gravas. – 「それは重要ではありません。」
308rakonti語る、話して聞かせるTLa avino rakontas fabelon. – 「祖母がおとぎ話を聞かせています。」
309forlasi(場所・人を)離れる、見捨てるTLi forlasis la urbon. – 「彼は町を去りました。」
311akcepti受け入れる、受け取るTŜi akceptis la donacon. – 「彼女は贈り物を受け取りました。」
313kanti歌うTŜi kantas belan kanton. – 「彼女は美しい歌を歌っています。」
314pasigi(時間を)過ごすTNi pasigis la feriojn ĉe la maro. – 「私たちは休暇を海辺で過ごしました。」
316sendi送るTMi sendis mesaĝon al li. – 「私は彼にメッセージを送りました。」
319malfermi開けるTBonvolu malfermi la fenestron. – 「窓を開けてください。」
320manki欠けている、足りないIAl mi mankas tempo. – 「私には時間が足りません。」
321naĝi泳ぐINi naĝas en la maro. – 「私たちは海で泳いでいます。」
325igi〜させる、〜にするTTio igis ŝin ridi. – 「それは彼女を笑わせました。」
326mortigi殺すTLa malvarmo mortigis la florojn. – 「寒さが花を枯らしました。」

100個の動詞のうち、57個が T、27個が I、14個が T/I で、necesi と ebli は ReVo に印がありません。印について、3つ注意があります。

  • 「できる」「〜したい」「〜しなければならない」の動詞は、他動詞に数えます。 povi、voli、devi のあとでは、不定詞が直接目的語です(PMEG)。ReVo も devi についてそう記しています。この3個のうち、ふつうの名詞の目的語も取るのは voli だけです。Mi volas kafon.
  • 接尾辞のつく動詞は、接尾辞に従います。 ReVo には troviĝi と fariĝi の印がありません。-iĝ- の動詞は目的語を取らないので、I と示しました。-ig- のつく pasigi、igi、mortigi は、必ず目的語を取ります。
  • 複合語は、もとの動詞と違うことがあります。 Alveni、reveni、foriri は、veni や iri に前置詞や接頭辞がついた形で(接頭辞参照)、自動詞のままです。ReVo は eliri と eniri に T/I の印をつけています。場所を目的語にできる(eniri la ĉambron、ReVo の用例)ことも、前置詞のあとに置ける(eniri en la ĉambron)こともあるからです。

komenci と komenciĝi のような対

英語の "start"、"end"、"change" は、目的語があってもなくても使えます。日本語は「始める/始まる」「終える/終わる」「変える/変わる」と形を変えて言い分けますが、エスペラントも同じように二つに分けます。komenci は目的語を取り、komenciĝi は取りません。リストにある6組を下に挙げます。30組以上の全規則は、-ig- と -iĝ-にあります。

対(順位)変化例
komenci (224) → komenciĝi (534)T → INi komencis la lecionon. – 「私たちは授業を始めました。」 / La leciono komenciĝis. – 「授業が始まりました。」
fini (339) → finiĝi (467)T → IŜi finis la laboron. – 「彼女は仕事を終えました。」 / La laboro finiĝis. – 「仕事が終わりました。」
trovi (99) → troviĝi (259)T → IMi trovis la libron. – 「私は本を見つけました。」 / La libro troviĝas sur la breto. – 「本は棚の上にあります。」
fari (27) → fariĝi (282)T → IMi faris teon. – 「私はお茶をいれました。」 / La teo fariĝis malvarma. – 「お茶が冷めました。」
ŝanĝi (291) → ŝanĝiĝi (637)T → IMi ŝanĝis la planon. – 「私は計画を変えました。」 / La plano ŝanĝiĝis. – 「計画が変わりました。」
morti (182) → mortigi (326)I → TLa floroj mortis. – 「花が枯れました。」 / La malvarmo mortigis la florojn. – 「寒さが花を枯らしました。」

La leciono komencis は誤りです。「授業が始まった」は La leciono komenciĝis と言います。二つの接尾辞は、それ自体も動詞です。iĝi「なる」と igi「させる」で、Tio igis ŝin ridi. – 「それは彼女を笑わせました。」のように使います。

esti、havi、povi、voli、devi と不定詞

2つ目の動詞が続くときは、不定詞のままで、前置詞も要りません。日本語では「食べる」が「食べたい」、「行く」が「行かなければならない」と形を変えますが、エスペラントでは2つ目の動詞が -i の形のままです。

動詞不定詞とともに例
esti不定詞が主語になれるParoli Esperanton estas agrable. – 「エスペラントを話すのは楽しいです。」
havi義務には使わない。「〜しなければならない」は deviMi devas iri. – 「私は行かなければなりません。」
povi能力または許可Ŝi povas legi. – 「彼女は読めます。」
voli願望Mi volas dormi. – 「私は眠りたいです。」
devi必要Ni devas atendi. – 「私たちは待たなければなりません。」

povi、voli、devi では、できる人、望む人、しなければならない人が、動作をする人でもあります(PMEG)。動作をする人が別の人なら、ke 節を使います。Mi volas, ke vi venu. – 「私はあなたに来てほしいです。」表の多くの動詞も、不定詞を取ります。ŝati、bezoni、deziri、provi、komenci、lerni、decidi、scipovi、sukcesi です。

日本語話者がつまずきやすい動詞

動詞が人称で変化しない点は日本語と同じなので、活用そのものは難しくありません。つまずきやすいのは、日本語の動詞とぴったり重ならない次の場所です。

日本語の「〜に」「〜が」でも -n がつく動詞

日本語の助詞が「に」や「が」でも、エスペラントでは直接目的語(-n)になる動詞があります。逆に、日本語の「に」が、前置詞 al になる動詞もあります。くわしくは対格をご覧ください。

日本語エスペラント例
友達に会うrenkonti + -nMi renkontis ŝin en la urbo. – 「私は町で彼女に会いました。」
先生に尋ねるdemandi + -nMi demandis la instruiston. – 「私は先生に尋ねました。」
彼に助けを頼むpeti + -nMi petis lin pri helpo. – 「私は彼に助けを頼みました。」
音楽が好きだŝati + -nMi ŝatas muzikon. – 「私は音楽が好きです。」
助けが必要だbezoni + -nMi bezonas helpon. – 「助けが必要です。」
犬が怖いtimi + -nLa infano timas la hundon. – 「その子は犬を怖がっています。」
質問がわからないkompreni + -nMi ne komprenas la demandon. – 「私は質問がわかりません。」
音楽が聞こえるaŭdi + -nMi aŭdas muzikon. – 「音楽が聞こえます。」
手紙に返事をするrespondi + alŜi respondis al mia letero. – 「彼女は私の手紙に返事をしました。」
彼女に花をあげるdoni … alLi donas floron al ŝi. – 「彼は彼女に花をあげます。」

ReVo は demandi の用例に li demandis ŝin, kion ŝi faras、peti の用例に peti iun pri helpo を挙げています。尋ねる相手、頼む相手が -n の目的語です。

日本語の一つの動詞が、エスペラントでは複数に分かれる

日本語エスペラント使い分け
見える/見るvidi / rigardiReVo の定義では、vidi は目で知覚すること、rigardi は視線を向けること。
聞こえる/聴くaŭdi / aŭskultiReVo の定義では、aŭdi は耳で知覚すること、aŭskulti は聞こうと注意すること。
できる(状況・許可)poviMi povas veni morgaŭ. – 「明日来られます。」
できる(身につけた技能)scipoviReVo:学んだ知識と練習による能力。Ŝi scipovas naĝi. – 「彼女は泳げます。」
〜する能力があるkapabliŜi kapablas solvi tiun problemon. – 「彼女はその問題を解くことができます。」
〜してよいrajtiReVo:権利や許可がある。Ĉu mi rajtas eniri? – 「入ってもいいですか?」
知っている(事実)sciiMi ne scias la respondon. – 「私は答えを知りません。」
知っている(人・場所)koniĈu vi konas tiun viron? – 「あの男性を知っていますか?」
行く(相手のいる所へ)veniReVo の定義では、話している人か話しかけている相手のいる所へ動くこと。Mi venos al via festo. – 「あなたのパーティーに行きます。」

日本語の「できる」や、可能形の「泳げる」「食べられる」は、エスペラントでは意味に応じて動詞を選びます。「行く」も同じです。呼ばれて「今行きます」と答えるとき、日本語は「行く」ですが、エスペラントでは veni を使います。iri は、話し手や聞き手のいる所以外の場所へ向かう動きに使うのがふつうです。

「〜ている」は -as、「いる・ある」は esti、「持つ」は havi

日本語の「知っている」「持っている」「住んでいる」は、エスペラントでは語尾 -as だけで言います。Mi scias、Mi havas、Mi loĝas。「食べている」のような進行中の動作も、ふつうは Mi manĝas で足ります。「知らない」は Mi ne scias です。

日本語は、「猫がいる」「兄がいる」のように存在を言うところで、エスペラントは havi「持つ」を使います。Ŝi havas tri katojn. – 「彼女は猫を3匹飼っています。」物や人が場所にいる・あるときは esti で、日本語のように、生き物の「いる」と物の「ある」を分けません。La kato estas en la ĝardeno. – 「猫は庭にいます。」

「〜になる」は iĝi と fariĝi

Li iĝis kuracisto. – 「彼は医者になりました。」日本語の「医者になる」の「に」にあたる前置詞は要りません。名詞も形容詞も、そのまま続けます。La vetero fariĝis malvarma. – 「天気が寒くなりました。」

数え方

2026年10月8日に、私たちのファイル esperanto-1000-common-words-ja.csv で数えました。元になったのは、Tatoeba の822,296文(5,831,657語)で、動詞の活用形はすべて不定詞の下に数えています。

  • 1,000項目のうち313が動詞です(31.3%)。per_million の値の合計は100万語あたり175,641なので、動詞はコーパスの全単語の 17.6% にあたります。
  • 最も多い100語のうち19語が動詞で、最初の300語のうち88語が動詞です。
  • 頻度の高い上位100個の動詞は、リストの3位から326位にあります。per_million の値の合計は141,900で、全単語の 14.2% に、リストにある動詞の出現全体の80.8%にあたります。
  • 最初の10個、20個、50個の動詞は、全単語のそれぞれ8.1%、9.7%、12.1%を占めます。Esti だけで4.1%です。

品詞は語尾から決めました。-i で終わる項目は動詞に数え、派生形は別に数えるので、komenci と komenciĝi は2つの動詞です。Tatoeba は、短くて、書き言葉で、翻訳されることの多い文を集めたものです。小説や会話なら順位は変わります。語彙のページのリストが示すとおりです。

よくある質問

エスペラント語で最もよく使う動詞は?

このリストで頻度の高い上位10個は、esti、povi、havi、fari、diri、voli、scii、devi、iri、ŝati です。合わせて Tatoeba コーパスの全単語の8.1%を占め、esti だけで4.1%です。

エスペラント語の動詞は、いくつ覚えればいい?

頻度の高い上位20個の動詞で、コーパスの全単語の9.7%、50個で12.1%、100個で14.2%をカバーします。どの動詞も同じ語尾を取るので、新しい動詞を1つ覚えるのは語根だけです。ほかの品詞は1,000語のリストをご覧ください。

エスペラント語に不規則動詞はある?

ありません。esti「〜である」を含め、すべての動詞が語尾 -i、-as、-is、-os、-us、-u を取り、人称や数で形は変わりません。mi iras, ili iras。

エスペラント語の動詞が目的語を取るかどうかは、どうやってわかる?

ReVo で引くと、他動詞・自動詞・両方の印がついています。動詞のあとに「何を?」「だれを?」と問いかける方法もあります。ただし、日本語の「を」では判断できません。「〜に会う」「〜が好き」も、エスペラントでは目的語です。-ig- のつく動詞は必ず目的語を取り、-iĝ- のつく動詞は決して取りません。-ig- と -iĝ-をご覧ください。

エスペラント語で「〜しなければならない」は何と言う?

devi を使います。Mi devas iri. – 「私は行かなければなりません。」動詞 havi は「所有する」の意味で(Mi havas libron)、義務には使いません。

エスペラント語で「できる」は povi と scipovi のどちら?

状況や許可で「できる」なら povi、練習して身につけた技能なら scipovi です。Mi povas veni morgaŭ. – 「明日来られます。」、Ŝi scipovas naĝi. – 「彼女は泳げます。」

出典

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