Saluton講座
エスペラント語 第6課|過去形 -is・未来形 -os・曜日
母音をひとつ替えるだけで、時間を行き来できます。laboris、laboras、laboros。
この第6課では、過去と未来について話す方法を学びます。エスペラントの時制の語尾は、過去が -is、現在が -as、未来が -os の3つで、どの動詞でも同じ使い方です。曜日、hieraŭ(きのう)や morgaŭ(あした)などの語、そして「月曜日に」の言い方も学びます。
会話
アナにはニュースがあります。火曜日の夜、アナがトモに電話します。
| エスペラント語 | 日本語 |
|---|---|
| Ana: Tomo! Mi havas grandan novaĵon! | トモ!大きなニュースがあります! |
| Tomo: Kio okazis? | 何があったんですか? |
| Ana: Hieraŭ mi aĉetis flugbileton. En Julio mi iros al la Universala Kongreso! | きのう、航空券を買ったんです。7月に、世界大会に行きます! |
| Tomo: Vere? Bonege! | 本当に?すごい! |
| Ana: Kaj vi? Vi ankaŭ venos, ĉu ne? | あなたは?あなたも来ますよね? |
| Tomo: Mi ankoraŭ ne decidis. Mi devos peti feriojn. | まだ決めていません。休暇をお願いしなければなりません。 |
| Ana: Vi devas veni! Ni finfine renkontiĝos! | 来なくちゃだめですよ!ついに会えるんですから! |
| Tomo: Vi pravas. Lundon mi parolos kun mia ĉefo. | そのとおりですね。月曜日に上司と話します。 |
| Ana: Bone! Kaj kion vi faris dum la semajnfino? | よかった!ところで、週末は何をしましたか? |
| Tomo: Sabaton mi vizitis mian avinon. Dimanĉon mi dormis la tutan tagon! | 土曜日は祖母を訪ねました。日曜日は一日じゅう寝ていました! |
| Ana: Ha ha! Mi ne dormis multe. Mi kantis kun la koruso en du koncertoj. | あはは!私はあまり寝ませんでした。合唱団で、2つのコンサートで歌ったんです。 |
| Tomo: Kaj kion vi faros morgaŭ? | あしたは何をしますか? |
| Ana: Morgaŭ mi havos ekzamenon pri biologio. Hodiaŭ mi devas studi! | あしたは生物学の試験があります。今日は勉強しなくちゃ! |
| Tomo: Bonŝancon! Mi skribos al vi lundon, post la renkontiĝo kun la ĉefo. | がんばって!月曜日に、上司との面談が終わったら、連絡しますね。 |
Ĉu ne? は、文末に置くと「〜ですよね?」「〜でしょう?」の意味になります。日本語の「ね」「でしょう」にあたります。
新出単語
| エスペラント語 | 日本語 | 備考 |
|---|---|---|
| hieraŭ(ヒエーラウ) | きのう | |
| hodiaŭ(ホディーアウ) | 今日 | |
| morgaŭ(モールガウ) | あした | |
| ankoraŭ ne(アンコーラウ ネ) | まだ〜ない | ankoraŭ「まだ、なお」 |
| finfine(フィンフィーネ) | ついに、とうとう | |
| havi(ハーヴィ) | 持つ、ある | |
| aĉeti(アチェーティ) | 買う | |
| iri(イーリ) | 行く | |
| okazi(オカーズィ) | 起こる | |
| decidi(デツィーディ) | 決める | |
| peti(ペーティ) | 頼む、求める | |
| paroli(パローリ) | 話す | |
| viziti(ヴィズィーティ) | 訪ねる | |
| dormi(ドールミ) | 眠る | |
| skribi(スクリービ) | 書く | |
| renkontiĝi(レンコンティージ) | 会う(お互いに) | renkontiĝo「会合、面談」 |
| pravi(プラーヴィ) | 正しい | Vi pravas.「そのとおりです」 |
| novaĵo(ノヴァージョ) | ニュース | nova「新しい」から |
| flugbileto(フルグビレート) | 航空券 | flugi「飛ぶ」+bileto「切符」 |
| ferioj(フェリーオイ) | 休暇 | ふつうは複数形。ferio は「1日の休み」 |
| ekzameno(エクザメーノ) | 試験 | |
| semajnfino(セマインフィーノ) | 週末 | semajno「週」+fino「終わり」 |
| dum(ドゥム) | 〜のあいだ | |
| pri(プリ) | 〜について | ekzameno pri biologio「生物学の試験」 |
| post(ポスト) | 〜のあとで | post la renkontiĝo「面談のあとで」 |
| multe(ムールテ) | たくさん | Mi ne dormis multe.「あまり寝ませんでした。」 |
| tuta(トゥータ) | まる〜、全体の | la tutan tagon「一日じゅう」 |
| kongreso(コングレーソ) | 大会、会議 | la Universala Kongreso「世界エスペラント大会」 |
| bonŝancon!(ボンシャーンツォン) | 幸運を!、がんばって! |
文法
3つの時制、3つの語尾
エスペラントの動詞は、時制ごとに語尾がひとつで、主語が誰でも同じです。-as を、過去なら -is、未来なら -os に替えます。詳しくは動詞のページにあります。
| 不定詞 | 過去 -is | 現在 -as | 未来 -os |
|---|---|---|---|
| esti – 〜である | estis – 〜だった | estas – 〜である | estos – 〜だろう |
| labori – 働く | laboris – 働いた | laboras – 働く | laboros – 働くだろう |
| iri – 行く | iris – 行った | iras – 行く | iros – 行くだろう |
| havi – 持つ | havis – 持っていた | havas – 持つ | havos – 持つだろう |
-is の形は、日本語の「働いた」「働いていた」「働いてしまった」のすべてにあたります。Mi jam manĝis は「私はもう食べました」です。
| エスペラント語 | 日本語 |
|---|---|
| Hieraŭ mi aĉetis flugbileton. | 「きのう、私は航空券を買いました。」 |
| Mi ankoraŭ ne decidis. | 「私はまだ決めていません。」 |
| En Julio mi iros al la kongreso. | 「7月に、私は大会に行きます。」 |
| Morgaŭ mi havos ekzamenon. | 「あした、私は試験があります。」 |
日本語は、予定を「7月に大会へ行きます」と現在形(非過去形)で言えますが、エスペラントでは普通、未来形の -os を使います。En Julio mi iros al la kongreso。
時を表す語
| エスペラント語 | 日本語 |
|---|---|
| antaŭhieraŭ | おととい |
| hieraŭ | きのう |
| hodiaŭ | 今日 |
| morgaŭ | あした |
| postmorgaŭ | あさって |
| nun | 今 |
| baldaŭ | もうすぐ |
| jam | もう、すでに |
| ankoraŭ | まだ、今でも;ankoraŭ ne = まだ〜ない |
| poste | あとで |
曜日
曜日は名詞で、小文字で書きます。月や日付は、曜日と月のページにあります。
| エスペラント語 | 日本語 | 名前の由来 |
|---|---|---|
| lundo | 月曜日 | 月 |
| mardo | 火曜日 | 火星(マルス) |
| merkredo | 水曜日 | 水星(メルクリウス) |
| ĵaŭdo | 木曜日 | 木星(ユピテル) |
| vendredo | 金曜日 | 金星(ウェヌス) |
| sabato | 土曜日 | 安息日 |
| dimanĉo | 日曜日 | 「主の日」 |
月曜日から金曜日は、日本語の「月火水木金」と同じ天体にちなむ名前です。土曜日と日曜日だけが違い、エスペラントでは宗教に由来する名前になっています。
「月曜日に」「月曜日ごとに」
「月曜日に」と言うには、-n か en を使います。lundon または en lundo。副詞 lunde は「月曜日には」の意味で、毎週の習慣にも、ある月曜日のことにも使えます。同じ -n が、続く時間の長さも表します。la tutan tagon(一日じゅう)。
| エスペラント語 | 日本語 |
|---|---|
| Lundon mi parolos kun la ĉefo. | 「月曜日に、私は上司と話します。」 |
| Sabate mi kantas en koruso. | 「土曜日には、私は合唱団で歌っています。」 |
| Mi dormis la tutan tagon. | 「私は一日じゅう寝ていました。」 |
日本語と比べると:未来形、「た」、「来週」
日本語には、未来を表す専用の語尾がありません。「行く」は「今行く」にも「あした行く」にも使えます。エスペラントでは、未来のことは -os で言います。日本語話者は Morgaŭ mi iras と言いがちなので、意識して -os を選びましょう。Morgaŭ mi iros(あした行きます)です。
日本語の「た」は、過去も完了も表します。-is も同じです。「もう食べた」は Mi jam manĝis。「まだ決めていない」のように、日本語では「〜ていない」と言う場合も、エスペラントでは Mi ankoraŭ ne decidis と、過去形の -is を使います。
「来週」「来月」「来年」の「来」は、エスペラントの venonta(来る、次の)にあたります。「先週」は pasinta(過ぎた)です。la venonta semajno(来週)、la pasinta semajno(先週)、venontjare(来年に)。
練習問題
文化コラム
エスペラントの祝日として最も広く祝われるのは、ザメンホフ祭です。言語の創始者の誕生日である12月15日(1859年、ビャウィストク生まれ)にあたります。1920年代からは「エスペラント図書の日」でもあり、話者はエスペラントの本を買ったり贈ったりします。各地のクラブは、講演会や夕食会、バースデーケーキの会を開きます。詳しくはザメンホフ祭をご覧ください。
よくある質問
エスペラントで「〜したことがある」「〜してしまった」は、どう言いますか?
普通は単純な過去形を使います。Mi jam manĝis は「私はもう食べました」です。分詞を使った複合形もありますが、あまり必要になりません。第12課で、簡単に見ます。
エスペラントでは、曜日を大文字で書きますか?
いいえ、曜日は小文字で書きます。lundo, sabato。月の名前は、伝統的に Julio のように大文字で書き、参照文法の PMEG もそれを勧めていますが、今は小文字で書く人も多くいます。
「来週」「先週」は、どう言いますか?
La venontan semajnon が「来週」、la pasintan semajnon が「先週」です。どちらも、いつ起こるかを表すので -n がつきます。
出典
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